うつくしまふくしま・・・1日目


ふっと空いた2日間があり、旦那さんの一声で会津若松へ行くことに・・・。
出発の2日前に慌しく宿泊先を予約し、なんとなく見たいところを決めて、いつもの愛車で行ってきたよ♪


当日ちょっと寝坊して、会津に着いたのが13時。まず出迎えてくれたのは、一面に広がる平野・・・!!その周り360度を囲う山々・・・!! いきなり感激モード。

一方で関東平野も本来こういう姿だったんだろうなぁと思うと、あの高層ビルたちが悲しくなります・・・。


一番に向かった先は、『鶴ケ城』

   

戊辰戦争後、明治7年に取り壊され、その後昭和40年に天守閣が再建、復元されました。


   

真っ白な城壁ですが、約600年前に建てられたときは、黒壁だったというから驚きです。


   

天守閣の展望フロアからは会津若松市街が一望できます。
奥に写っているのは白虎隊の悲話で知られている 『飯盛山』。
飯盛山』から黒煙に包まれた『鶴ケ城』を見て落城したと思い、白虎隊士が自刃した地です。
その様子は天守閣でも知ることができ、胸が熱くなります。


『鶴ケ城』にはお茶室があります。
その名も『茶室 麟閣』。
せっかくなので抹茶をいただきました。

   


そういえば、ここへ来て初めて何かを口にしたことに気づいた。

「お腹すいた??」
「そうでもない・・・」
「とりあえずお茶しようか・・・?」

ということで『野口英世青春通り』へ向かいました。

会津若松は明治から大正時代の蔵や洋館を利用したレトロなカフェ(喫茶店)が多いとのこと。
最近のお洒落なカフェも好きだけど、昔ながらの懐かしい喫茶店だとより気分が落ち着きます。



『會津壹番館』
   

野口英世が書生として医学を学んだ医院跡を改装した喫茶店
2階は資料館になっています。


   
窓枠や天井、ランプなどレトロな雰囲気がいい感じです。


   
カップには野口英世のイラストが・・・。かわいい・・・?



その後、しばらく街をぶらぶら。。。
歴史を感じさせる建物が点在。たとえば・・・



『福西本店』
   
『會津壹番館』のお隣にある民芸品屋さん。黒漆喰の店蔵。
向かいにアイスクリーム屋さんがあり、子ども達がうじゃうじゃいました。
遠足か、修学旅行なのかしら・・・?



白木屋漆器店』
   
ルネッサン様式と土蔵造りが融合した和洋折衷な建物。
その名の通り、漆器を扱っています。



『渋川問屋』
   
木造の典型的な町方商家の造りで、郷土料理店です。


こじんまりした街並みなので、お散歩するにはちょうどいいかもしれません。



この後ちょっとした災難が・・・。
せっかく会津若松に来たのだから ”おいしいそばが食べたい!”と考えていましたが、地図を片手に散歩ついでに歩いて行って見ると、
 1軒目:定休日
 2軒目:時間外
 3軒目:一週間前に閉店
 4軒目:貸切
こ、こんなことってあるの〜〜〜〜〜〜っ!

いいかげんお腹も空いてきたし、外も真っ暗。
「そんなにそばを食べさせたくないのか!?」、「いやいや、もう一度食べにおいでってことだよ」 なんて言いながら、結局、宿泊先のレストランで天ぷらをいただきました。


・・・とりあえず今日は1日目の旅の話。2日目の旅の話は次回綴っていきます・・・。